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石井氏“恫喝発言”で首相平謝り 本紙論説紹介し自民・加藤氏が追及

 自民党の加藤紘一元幹事長は2日の衆院予算委で、民主党の石井一選対委員長が本県知事選での同党推薦候補総決起集会で、「時代に逆行するような選択を長崎の方がされるのであれば、民主党政権は長崎に対し、それなりの姿勢を示す。それが政治だ」と発言した問題を取り上げ、鳩山由紀夫首相の見解をただした。

 加藤氏は、2月25日付長崎新聞論説「石井一議員の選挙演説-有権者への恫喝(どうかつ)は許さない」の中の「(石井氏発言は)民主主義を否定する暴言。本県有権者が民主党候補を知事に当選させなければ、政権党の力を使って県民全体に不利益を与えると脅した、まぎれもない恫喝であり、われわれは断じてこれを許さない」と書かれている部分などを読み上げて紹介。首相に「民主党代表として、この問題をどう考えているのか。長崎県の人々に率直なメッセージを発してほしい」と迫った。

 これに対し首相は「社説(論説)を引用しながらの加藤氏の言葉は胸に響くものがあり、謙虚に耳を傾けるべきと考える」「利益誘導型政治から決別し、地域のことは地域の皆さんに任せる世の中にする発想で地域主権を訴えてきた。それが十分に新政権の中で理解されていない部分があれば、当然、反省する必要がある」と述べ、石井氏発言に遺憾の意を示した。(47NEWS)

首相が謝る前に本人が謝罪するべきだろ…。

  by rockside | 2010-03-03 18:12

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