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防衛省が開発しているガンダムの正体は?

 防衛省技術研究本部が7日から東京都内で開く研究発表会の展示品の紹介資料に、「ガンダムの実現に向けて」とわずか1行だけ記載したことが、「ついに防衛省がガンダムを開発?」などと、アニメファンの間で反響を呼んでいる。
 同本部によると、問題の展示品は、陸上での戦闘時に着用する「先進装具システム」。モニター装置付きヘルメットなど電子機器が内蔵された防弾スーツ型の形状で、すでに03年度から研究中という。79年から放送された大ヒットアニメ「機動戦士ガンダム」では、登場人物が人型の戦闘用ロボット(モビルスーツ)に入って戦ったことから、「わかりやすい」と、紹介資料に「ガンダム」と記載したという。
 同システムは、全地球測位システム(GPS)や体温計も内蔵し、上官が部下の位置情報や体力の消耗度を把握、作戦効率を上げることを目標としている。同省では、守屋武昌前次官の頻繁なゴルフ接待が発覚し、危機管理と再発防止の一環として幹部にGPS携帯の配布を検討している。ある中堅幹部は「守屋さんにも装備しておけばよかったかも」と苦笑していた。
(毎日jp)

写真を見てみればガンダムとは似ても似つかない代物のようですな。
でも、この写真の装備と説明を見れば、どこかで見たことがあるような…。
そう、米軍の近未来の装備を使用したTPS/FPSゲーム、ゴーストリコンシリーズのゲームを
やったことがあれば見覚えがあるはず。

ゴーストリコンシリーズに登場する近未来の装備も実際に存在する
米陸軍の「ランドウォーリアー計画」を再現してるそうで。
リンク先を見てみると、まさに防衛省が開発している「先進装具システム」と同じ。
というか、「先進装具システム」が日本版「ランドウォーリアー計画」みたい。
しかしランドウォリアーシステムの全備装備の重量が39Kgって重すぎ…。
こんなモン装備してたらマトモに動けないと思うんですが(笑)

で、ランドウォーリアシステムと平行して2010フューチャーフォースウオーリアシステムが、
続いて2020フューチャーウォーリアシステムも計画されていたようだけど、
2005年にランドウォーリアとフューチャーウォーリアのプロジェクトを、
ファミリー・オブ・ソルジャー・システムの中で一本化することになったそうだ。

しかし、調べてると色々面白いものが出てきますねー。
ランドウォーリアープロジェクトの一環として、シュトットガルト大学の電子物理工学研究所で
光があたると発電する合成繊維を開発して、携帯電話を常時充電できるようにする研究を
しているとか。スゲー。

  by rockside | 2007-11-08 23:26

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