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【産経抄】3月21日

 ▼その中国チベット自治区で起きた騒乱は、甘粛、青海、四川など各省にも広がっている。外国メディアの立ち入りが一切認められず、実態が伝わってこないのがもどかしい。対話を呼びかける、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世に対する、中国側の敵意の激しさにも驚く。

 ▼「生きるか死ぬかの血みどろの戦い」を続けるそうだ。1959年の「チベット動乱」以来、中国当局の弾圧による犠牲者の数は120万人を超えるといわれる。その歴史をふまえれば、「平和と友好」という五輪の理念がなんとむなしく聞こえることか。

 ▼ それなのに、国際オリンピック委員会は、北京五輪の聖火リレーを予定通りチベットを通過させるつもりだ。来月には長野市でリレーが開催される。その記者会見が、なごやかな雰囲気で行われたことを、19日付運動面の記事が伝えていた。別のページでは、ドイツ選手の間で、不参加の声さえ出ていることを報じているのに。

 ▼福田首相のチベットについての発言も、相変わらず人ごとのようだ。別に五輪のボイコットを呼びかけているわけではない。若者に限らず、日本人の多くが、海の向こうの悲劇に鈍感すぎないか、と思うだけだ。(MSN産経ニュース)

ダライ・ラマ14世に対する中国の批判は異常だよな…。
にしても、チベット騒乱を日本のメディアは中国側の情報を流すだけってのもなぁ。
日系企業が多数あるしオリンピックもあってあまり刺激したくないと言うのもわかるが
あまりのスルーぶりには…。

  by rockside | 2008-03-21 12:29

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