「アニメを録画されると利益が減るから補償金よこせ」と日本映像ソフト協会がめちゃくちゃな意見を表明
DVDによるパッケージ販売で儲かるというビジネスモデルは決して「放送終了直後」だけで完結する「短期回収型」ではなく、そこからさらに先まで見込んで利益が出る「長期回収型」ビジネスモデルが本来の姿である、というわけです。しかもアニメ作品のフィルムは2年で減価償却できるため、作品の関連商品を売るための「償却できる広告費」としての意味があり、この点に一切触れていないだけでも日本映像ソフト協会の認識がいかに甘いものであり、知らない人に対して誤認を狙っているのかというのがわかります。
そもそも儲からない理由はテレビ局と製作側の契約や業界の体質、そして「ビジネスモデルの破綻」が問題なのであって、破綻の理由を外部に求め、金をせびるというやり方はおかしいと言わざるを得ません。
時代は常に移り変わるものであり、その変化に逆行しようとすれば淘汰されるのはそれこそ自然な話であり、やるべきことはこの時代の変化の中で生き残る方法を模索することです。どうやらその「生き残る方法」の一環として「補償金くれくれ」と主張しているようなのですが、恥ずかしくないのでしょうか……このままでは廃れる一方です。新聞や雑誌が読まれなくなって発行部数が減っているからと言って、何か「補償金」を求めているでしょうか?そんなことをするよりも、新しい方法を模索するのが先決のはずですし、むしろ業界全体で行っていくべきでしょう。(GIGAZINE)
旧態依然としたやり方では通用しなくなったので金よこせって…。
これはひどい主張だ(;´Д`)
そんなに録画されるのがイヤなら最初からDVDにすりゃいいだろうに…。
でもこれやっちゃったら、DVDの値段上がってさらに儲からなくなるよなぁ…。
by rockside | 2008-06-23 19:10