F1モナコGP 7の結論(F1通信)
アロンソに対するシューマッハの技術的な正否についてはすでにいろいろ言われている、そしてここで何を言おうと、スチュワードが何を宣言しようと、関係なく何度も繰り返されるだろう。アロンソとシューマッハのサポーターたちは、F1の多くのファンの中でも最も非妥協的で、提示された反論が優れたものであっても、彼らの見解は修正できないだろう。
シューマッハはグリーンフラッグ中のオーバーテイクで処罰を受けたが、ルーベンス・バリチェロは子供じみた基準からしても不機嫌ぶりを発揮した。信じられないことに、いつも公平な発言をするステファノ・ドメニカリさえ、シューマッハの行為を「本当に危険」であると非難した。いや、危険だったのは、クラッシュしてレースをリタイヤして、近づいてくるHRTの通り道にハンドルを放り出したバリチェロの行為だった。
彼の行為は全くの非難もので、全くの無責任だった。そしてスチュワードは、誰よりもよく知っているはずのドライバーを処分することに尻込みするというひどい職務怠慢を犯したのだ。(F1通信)
シューマッハが4年ぶりに復帰するというので数年ぶりにF1中継を見始めたけど、ちょっと前までハミルトン絡みでペナルティー云々の騒動があったばかりで、今回も腑に落ちない裁定が…。
シューマッハのファイナルラップのオーバーテイクよりも、クラッシュ後のバリチェロの行為こそペナルティーに値すると思うのだが…。彼はお咎め無しなんだよね。
最近のF1ってペナルティーの基準が随分とあやふやになってるような気がするな…。
まぁシューマッハのはスチュワードが因縁浅からぬデーモン・ヒルだったのも一因かもと思ってみたり。
by rockside | 2010-05-18 01:45