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ソニー、ドコモ向け撤退か?開発・生産中止、国内事業を縮小

 ソニーはNTTドコモ向けの携帯電話機事業から事実上撤退する。年内に開発・生産を打ち切り、国内の携帯事業を大幅に縮小して主力の海外事業に注力する。飽和傾向を強める日本の携帯電話機市場には約10社のメーカーがひしめき、収益環境が悪化している。すでに中下位の三洋電機と三菱電機は撤退を決めており、市場淘汰の流れが大手にまで波及してきた。

 ソニーは折半出資会社である英ソニー・エリクソンを通じ、世界で携帯電話を「ソニー・エリクソン」ブランドで製造・販売している。国内ではドコモとKDDI(au)に製品を供給。春商戦向けの新型機はドコモに3機種、KDDIに2機種を納入している。(IT-PLUS)

うはー。本当だったら選択の幅が狭くなるよなぁ。
ソニーといえば結構変り種の端末出してたのに。

と思っていたら、ソニー側は撤退を否定する発表。
 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは、NTTドコモ向けの携帯電話事業から年内に事実上撤退するとの一部報道に対し、ドコモ向けの供給は継続するとコメントした。ただし、商品化計画に変更があったことは認めている。
 一部報道では、ドコモ向けの携帯事業から年内に事実上撤退するとされているが、これに対しソニー・エリクソン広報部では、「ドコモ向け事業は継続する」とコメント。一方で、「一部商品化の見直しを行なっているのは確か」とし、「商品化計画に変更があった」ことを明らかにした。供給する機種数の増減や今後の方針についてはノーコメントとしている。なお、KDDI向けおよび海外向けの携帯電話事業はこれまで通り継続される。 (ケータイWatch)

でも「日経で撤退報道→とりあえず否定→本当に撤退」というパターンが多いような…。

 事業の見直しについては「他の携帯メーカーが生産したものを『ソニー・エリクソン』ブランドとしてドコモに供給するような形になるのではないか」(業界関係者)との見方もある。
 ソニー・エリクソンでは、KDDI(au)向けの一部端末を他メーカーで(OEM)生産してもらい、「ソニー・エリクソン」ブランドで供給しているとされる。
 ソニー・エリクソンのシェアをみると、06年度の国内シェアは8%で6位に甘んじている。世界市場をみると、同社の携帯端末の販売台数(07年)は約1億300万台。シェアは約9%で4位につけている。
 国内の携帯電話端末市場は、シェア21.0%を握るシャープを筆頭に約10社がひしめいており、販売規模の拡大が難しいのが現状。一方で、ドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルなどの通信事業者が要求する高い性能や機能を満たすには、巨額の開発投資資金が必要で、利益が出にくい状態となっている。(ZAKZAK)

世界的に見れば日本のケータイ市場は異常なハイスペック主義だから
開発費もハンパじゃないんだろうなぁ。
そら、売れなくて撤退する会社が出て当然か(;´Д`)

  by rockside | 2008-03-10 19:30

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